原晋「この子たち、本当に力があったんだな」

ゴールデンワード1月

この子たち、本当に力があったんだな

原晋(はらすすむ)1967年3月8日生(広島県三原市出身)
世羅高校ー中京大
~青山学院大を初めて箱根駅伝優勝に導いた元伝説の営業マン監督~

第91回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は、青山学院大が10時間49分27秒で史上16校目となる初優勝を飾った。10時間50分を切るタイムは2012年の第88回大会に東洋大が出した10時間51分36秒を上回る大記録。当時の東洋大は登り区間の5区を神がかった走りでファンを魅了した「山の神」こと柏原竜二がいたため、しばらくは記録の更新がないのでは?と思われていたが僅か3年での記録更新となった。また、その5区でも青学、神野大地が柏原が持つ1:16:39を24秒も縮める1:16:15と大躍進せしめたのだ。

渋谷区にキャンパスがある青学はバブル期からのイメージで、よく青学は「チャラい」と言われてきたが逆に「最高の褒め言葉」という。見えないところでは泥臭く努力しても、表舞台では華やかにしていたい。大会前の記者会見でのテーマは「ワクワク大作戦」と他校とは一線を画す内容だった。
 寮の壁には選手のリポートが何重にも張られている。毎月の目標と反省を書いて重ねていく。サラリーマン時代に培った営業のノウハウを駅伝に持ち込んだ。結果、誰もが一目でわかるレポートで切磋琢磨しあうことで各選手個人個人の成績が伸び、結果として総合的にチーム力の底上げにつながった。優勝インタビューでは、どこにこんな力があるのだろうかなと。現場で見ていますが、「この子たち、本当に力があったんだな」と、ありがとうと言いたいですね。と語った。

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