竜造寺隆信「分別も久しくすればねまる」

ec_ryuzouji300人名【り】で始まる

分別も久しくすればねまる

戦国時代の肥前(佐賀県のあたり)の大名 竜造寺隆信
享禄2年2月15日生まれ 天正12年3月24日 沖田畷の戦いで島津に敗戦し死去 

ec_ryuzouji300

「ねまる」とは「腐る」の意で、熟慮も過ぎると却って期を逃したり、悪い結果になる事もあるので、ここぞという時は迅速な決断力が必要である。この言葉通り、隆信は決断力で一代で龍造寺家の版図を大きく広げた。

竜造寺隆信・逸話

●幼い頃の隆信が「平家物語」の中の壇ノ浦の戦いの話をすらすらと暗唱したので、只者ではないと感心したといわれている。
●ルイス・フロイスが残した記録では沖田畷の戦いに於ける隆信の軍備に対し、「細心の注意と配慮・決断は、カエサルの迅速さと知恵でも企てられないように思えた」と評している。カエサルも軍事に関しては速断の人であり、フロイスは隆信をそれ以上と評している。竜造寺隆信はキリスト教に否定的な立場で、フロイス評は割とキリスト教否定者は良く書かなかった中では最大級の評価ではないかという意見もある。
●若い頃から何度も肥前を追われた経緯からか、疑心暗鬼にかられやすい冷酷な人物であったと言われている。そのために「肥前の熊」という渾名をつけられた。